燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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「頭に当たる月」(燕京歳時記)
十一月十五日の月は、頭に当たる。
(つまりこの日の月の軌道は天の中心にあたる)
月が照らしたとき塔の影は天辺がなく、人の影も短い。
女子供や物好きな人達は眠らずに月が天の中心に来るのを待ち、影をうつして月が頭に当たるのを確かめてみている。
十一月十五日の月は、頭に当たる。
(つまりこの日の月の軌道は天の中心にあたる)
月が照らしたとき塔の影は天辺がなく、人の影も短い。
女子供や物好きな人達は眠らずに月が天の中心に来るのを待ち、影をうつして月が頭に当たるのを確かめてみている。
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「冬季手当て」(燕京歳時記)
毎年十一月には
乾清門の守衛から皇城の各門の守衛にまで、
テンの毛皮が裏打ちされた外套を買うためのお金が支給される。
金額は一人あたり数十両だ。
毎年十一月には
乾清門の守衛から皇城の各門の守衛にまで、
テンの毛皮が裏打ちされた外套を買うためのお金が支給される。
金額は一人あたり数十両だ。
上着(褂子(グワズ))の衣替え
貂の毛皮が裏打ちされた上着の着用を許されている高級官僚達は、冬至の月、つまり十一月の一日に着用を始める。
このことを「上着を反す(翻褂子)」という。
貂の毛皮が裏打ちされた上着の着用を許されている高級官僚達は、冬至の月、つまり十一月の一日に着用を始める。
このことを「上着を反す(翻褂子)」という。