燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「絵売りの小屋」(燕京歳時記)
毎年十二月になると、にぎわっている地域では莚小屋を作り、おめでたい絵(年賀)が売られる。
女子供は競うようにそれを買う。
これがまた年末に華やぎを添える。
毎年十二月になると、にぎわっている地域では莚小屋を作り、おめでたい絵(年賀)が売られる。
女子供は競うようにそれを買う。
これがまた年末に華やぎを添える。
PR
「竈の神を祭る」(燕京歳時記)
二十三日は竈の神様のお祭りだ。昔は祭りに黄羊を使ったといい、現在でも宮中では用いられていると聞くが、一般にそう言った習慣はなくなった。
一般には南糖、関東糖、糖餅などという飴菓子と清水、草、豆を供える。
糖、つまり飴菓子は神を祭るために、神馬に供えられる。
祭りを執り行った後、竈の神の姿絵ははずされ、神が乗るための車や馬の絵や紙製のお金と一緒に焼かれる。
大晦日には新たに竈の神を迎え、祭りをする。
都では竈の神の祭りでは多くの爆竹が鳴らされ、俗に年越しの前祝と言われる。
『日下旧聞考』には
と書かれている。
---訳注---
中国では、男性は月を拝まず、女性はかまどを祭らず...と言う言葉があり、
竈の神様を祭る行事は、男性が執り行います
二十三日は竈の神様のお祭りだ。昔は祭りに黄羊を使ったといい、現在でも宮中では用いられていると聞くが、一般にそう言った習慣はなくなった。
一般には南糖、関東糖、糖餅などという飴菓子と清水、草、豆を供える。
糖、つまり飴菓子は神を祭るために、神馬に供えられる。
祭りを執り行った後、竈の神の姿絵ははずされ、神が乗るための車や馬の絵や紙製のお金と一緒に焼かれる。
大晦日には新たに竈の神を迎え、祭りをする。
都では竈の神の祭りでは多くの爆竹が鳴らされ、俗に年越しの前祝と言われる。
『日下旧聞考』には
都では竈の神の祭りを古くからの風習通りに執り行っている。女性がこの祭りを執り行うことは禁じられている。この祭りの日は二十三日だが、北京在住の南方出身の人達は二十四日に行っている。このことは劉どうの『帝京景物略』の内容とおなじだ。
と書かれている。
---訳注---
中国では、男性は月を拝まず、女性はかまどを祭らず...と言う言葉があり、
竈の神様を祭る行事は、男性が執り行います
「家塾のお休み」(燕京歳時記)
仕事納めの後、先生が私塾や家塾を閉めるので、勉強をしている子供達も授業がなくなる。
いわゆる年末のお休みとなる。
---訳注---
日本でいうところの冬休み... といったところ。
仕事納めの後、先生が私塾や家塾を閉めるので、勉強をしている子供達も授業がなくなる。
いわゆる年末のお休みとなる。
---訳注---
日本でいうところの冬休み... といったところ。