燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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二十三日小正月からの年越しの忙しい日程を歌にしたものです。
(臘月は十二月のことです)
臘月二十三、糖瓜粘 飴を貼る (かまどの神様を天に送る行事)
臘月二十四、掃房日 大掃除
臘月二十五、炸豆腐 豆腐を揚げる
臘月二十六、煮白肉 白身の肉を煮る (豚肉を準備する)
臘月二十七、宰公鶏 鶏肉を準備する
臘月二十八、把麺発 小麦粉を膨らませる
臘月二十九、蒸饅頭 饅頭(マントウ)を蒸かす
三十晚上熬一宿 三十日は徹夜で過ごす
大年初一,扭一扭 元日には縁日をひやかす
いろいろなバージョンがありますが、私が聴いたことがあるものをご紹介しました。
(臘月は十二月のことです)
臘月二十三、糖瓜粘 飴を貼る (かまどの神様を天に送る行事)
臘月二十四、掃房日 大掃除
臘月二十五、炸豆腐 豆腐を揚げる
臘月二十六、煮白肉 白身の肉を煮る (豚肉を準備する)
臘月二十七、宰公鶏 鶏肉を準備する
臘月二十八、把麺発 小麦粉を膨らませる
臘月二十九、蒸饅頭 饅頭(マントウ)を蒸かす
三十晚上熬一宿 三十日は徹夜で過ごす
大年初一,扭一扭 元日には縁日をひやかす
いろいろなバージョンがありますが、私が聴いたことがあるものをご紹介しました。
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官三民四道土和尚五
と勝手に訳してみました....
これは、一年の締めくくりの行事にあたる「過小年」を何日に祝うか...ということわざです。
お上に近い人たち... 北京とかそのあたりの地方や、官僚を出した家などでは二十三日
一般庶民....は二十四日
そして道教寺院やら仏教寺院では二十五日
に「過小年」を行うのだそうです。
ちなみに、大晦日を「過大年」とい、その言葉に対して「過小年」というわけで、
大晦日の前祝というか、一年の締めくくりの日でもあります。
竈の神様を祭って、その神様を天にお送りし、大掃除や、年末の買出しなどなど、
年越しの準備を始めます。
(大掃除をしてから竈の神様を祭るのか、竈の神様を祭ってから大掃除をするのか...
よくわからないので、これから調べます)
する日です。
この日が過ぎると、いよいよ年末モード、
気の早い爆竹もあちらこちらから聞こえてくるようになります。
お上は三日、庶民は四日、道士に坊さん五日なり...
と勝手に訳してみました....
これは、一年の締めくくりの行事にあたる「過小年」を何日に祝うか...ということわざです。
お上に近い人たち... 北京とかそのあたりの地方や、官僚を出した家などでは二十三日
一般庶民....は二十四日
そして道教寺院やら仏教寺院では二十五日
に「過小年」を行うのだそうです。
ちなみに、大晦日を「過大年」とい、その言葉に対して「過小年」というわけで、
大晦日の前祝というか、一年の締めくくりの日でもあります。
竈の神様を祭って、その神様を天にお送りし、大掃除や、年末の買出しなどなど、
年越しの準備を始めます。
(大掃除をしてから竈の神様を祭るのか、竈の神様を祭ってから大掃除をするのか...
よくわからないので、これから調べます)
する日です。
この日が過ぎると、いよいよ年末モード、
気の早い爆竹もあちらこちらから聞こえてくるようになります。
十二月二十三日は竈の神様を天に送るお祭りの日です、
年越しを「過年」、「過大年」と中国語では言うに対して、この日を「過小年」ともいう、大切な年越しの行事の一つです。
大掃除と一緒に行われることもあるようです。
この日、竈の神様が天に帰るので、天に帰って家の中のあれやこれやを報告されるのに、甘いことを言ってもらおうと竈の神様に飴を送るのですが、その飴を関東糖といいます。
画像は、竈の神様と下半分が、その祭りの様子ですが、
「男は月を拝まず 女は竈を祭らず」と中国語で言うように、
男の人だけなのに注意してみてください。
このとき竈の神様に送る飴は「関東糖」といいます
このお祭りは、関東と言われる地域の田舎のお祭りだったこともあり、
函谷関の東の地域の田舎のお祭りだったこともあり
このお祭りに使う飴を「関東糖」というようになったようです。
中国で関東というと、函谷関の東の地域や、潼関の東の地域を指すのですが、
詳しい資料がなく、どちらなのかまだ判明していません。
調べがつきましたら、またご紹介します。
関東糖は雑穀などを原料に作ります。
とても素朴な味のするお菓子(飴)です。
年越しを「過年」、「過大年」と中国語では言うに対して、この日を「過小年」ともいう、大切な年越しの行事の一つです。
大掃除と一緒に行われることもあるようです。
この日、竈の神様が天に帰るので、天に帰って家の中のあれやこれやを報告されるのに、甘いことを言ってもらおうと竈の神様に飴を送るのですが、その飴を関東糖といいます。
画像は、竈の神様と下半分が、その祭りの様子ですが、
「男は月を拝まず 女は竈を祭らず」と中国語で言うように、
男の人だけなのに注意してみてください。
このとき竈の神様に送る飴は「関東糖」といいます
このお祭りは、関東と言われる地域の田舎のお祭りだったこともあり、
函谷関の東の地域の田舎のお祭りだったこともあり
このお祭りに使う飴を「関東糖」というようになったようです。
中国で関東というと、函谷関の東の地域や、潼関の東の地域を指すのですが、
詳しい資料がなく、どちらなのかまだ判明していません。
調べがつきましたら、またご紹介します。
関東糖は雑穀などを原料に作ります。
とても素朴な味のするお菓子(飴)です。
北京っ子の女性に聞いた年末の大掃除のお話です。
年画とは、神様やおめでたい絵を版画にした、色鮮やかな絵です。
中国の昔の習慣では、十二月二十三日は大掃除、そして新しい年画や春聯を飾って、心機一転、新年を迎えるのでした。
参考:年画
注:大掃除の日は二十三日とは限らず、二十四日だったりもするようです。
(十二月)二十三日になるとやっぱり、大掃除と思うのね。
時間がないからやらないけれど、兄嫁はきちんとやっているわよ。
この日、小さいときには、飴をもらえるの。
祖母が、「あんたにやるんじゃないよ、竈の神様にやるんだから、竈にも一つ投げ入れてね。」
なんて言われて、この日が、ただ飴をもらえる日じゃないってようやくわかったわ。
この日は、竈の神様が天界に行く日なのだけど、一年の一家の様子を天の神様に話すのね。それで「甘いこと」を言ってもらおうって飴を竈の神様に上げるのよ。
関東糖っていうんだけど、丸い飴で。普通にいつでも売っている丸い飴のこと。でも、この日になると買わなきゃって思うし、お店の人も買うことを勧めるし...。何か良く分っていない若い人もこの日には飴を買っているわね。
竈に飴を入れると、すぐに燃えちゃって真っ黒になるの。ただそれだけのことなんだけど...。
そしてこの日に、大掃除をして、年画をはったり、春聯を貼ったりね。
最近ではこんなものも春場所もなくなったし...。売っているのもあまりなくなったわね。
二十三日は大掃除をしなくちゃって、年取った姑なんかは「ま、出来なくても、気持ちだけ!」ってあちらこちらを煤払いするような格好で、ごまかしているわ。だって、この日が特別休日でもないし、この日に大掃除できるかどうかなんてわからないものね。
年画とは、神様やおめでたい絵を版画にした、色鮮やかな絵です。
中国の昔の習慣では、十二月二十三日は大掃除、そして新しい年画や春聯を飾って、心機一転、新年を迎えるのでした。
参考:年画
注:大掃除の日は二十三日とは限らず、二十四日だったりもするようです。