燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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元宵と湯圓
元宵節には、元宵(ユエンシャオ)というお菓子を食べます。これは湯圓(タンユェン)とも言われるのですが、ゴマなどで作った餡をもち米の粉を練ったもので包み、ゆでたもので、日本の白玉団子のようなものです。
長い間、この二つは同じものだと思っていたのですが、ラジオで耳にした情報によりますと、作り方に違いがあるのだとか...
その放送によると...
かなり前になりますが、ゴマ餡の湯圓の作り方を見つけたので、ご紹介します。
簡単なので、是非皆さんも作って、中国のお正月のシメを体験してみてください。
(私は、怠け者なのでいつも冷凍のものや、ゆでればよいものを買っています。
元宵はやっぱりゴマ餡が好きだなぁ...)
こんな風に、かごに入れて、街角で売っていました!
元宵節には、元宵(ユエンシャオ)というお菓子を食べます。これは湯圓(タンユェン)とも言われるのですが、ゴマなどで作った餡をもち米の粉を練ったもので包み、ゆでたもので、日本の白玉団子のようなものです。
長い間、この二つは同じものだと思っていたのですが、ラジオで耳にした情報によりますと、作り方に違いがあるのだとか...
その放送によると...
一月十五日に食べるものであることは同じ。……だそうです。
餡は同じようなものを使う。
元宵は、餡に粉をからめる。
湯圓は、餡を、粉を練ったもので包む。
南方の人が好むのが湯圓で、北のほうの人は元宵が好き。
かなり前になりますが、ゴマ餡の湯圓の作り方を見つけたので、ご紹介します。
「湯圓」の作り方
1.黒ごま50gをすり鉢でよくすり、ねりごま大2、砂糖30g、ラード(ショートニングでもよい)をまぜて餡を作る。
2.白玉粉100gに水カップ1/2を徐々に加えてねり、12等分する。
3.白玉であんを包み丸める。たっぷりの湯で団子をゆでる。
4.団子が浮き上がってきたら、ゆで汁といっしょに盛りつけ、あたたかいうちに食べる。
簡単なので、是非皆さんも作って、中国のお正月のシメを体験してみてください。
(私は、怠け者なのでいつも冷凍のものや、ゆでればよいものを買っています。
元宵はやっぱりゴマ餡が好きだなぁ...)
こんな風に、かごに入れて、街角で売っていました!
元宵節(げんしょうせつ/ユェンシァオジエ)
元宵節は旧暦の一月十五日のことです。この日でお正月のイベントが一区切り。夜は爆竹を鳴らしたり、花火を上げたり、とても賑やかに過ごします。
この日を灯節ともいいますが、それは十三日から十七日まで色とりどりの提灯を飾ったことからきています。中日の十五日は正灯といいましたが、現在では十五日を灯節といいます。かつては未婚の男女が出会うことのできるのがこの時だったのだそうです。昔は女性が自由に出かけることができませんでしたから、提灯を見に出かけるということを口実に、逢瀬があったようです。(……と最近しりました。ぽんずはこの手の話に弱くて(^^ゞ)
またこの日は三元節のお祭りの一つでもありました。三元とは上元:一月十五日、天官大帝の誕生日、中元:七月十五日、地官大帝の誕生日、下元:十月十五日、水官大帝のお誕生日のことです。そのこともあり、華やかなお祭りが祝われたのかもしれませんね。
さて、この日には元宵というお菓子を食べます。湯圓(タンユェン)とも言われるのですが、これはゴマなどで作った餡をもち米の粉を練ったもので包み、ゆでたもので、日本の白玉団子のようなものです。体の温まる食べ物です。
元宵節は旧暦の一月十五日のことです。この日でお正月のイベントが一区切り。夜は爆竹を鳴らしたり、花火を上げたり、とても賑やかに過ごします。
この日を灯節ともいいますが、それは十三日から十七日まで色とりどりの提灯を飾ったことからきています。中日の十五日は正灯といいましたが、現在では十五日を灯節といいます。かつては未婚の男女が出会うことのできるのがこの時だったのだそうです。昔は女性が自由に出かけることができませんでしたから、提灯を見に出かけるということを口実に、逢瀬があったようです。(……と最近しりました。ぽんずはこの手の話に弱くて(^^ゞ)
またこの日は三元節のお祭りの一つでもありました。三元とは上元:一月十五日、天官大帝の誕生日、中元:七月十五日、地官大帝の誕生日、下元:十月十五日、水官大帝のお誕生日のことです。そのこともあり、華やかなお祭りが祝われたのかもしれませんね。
さて、この日には元宵というお菓子を食べます。湯圓(タンユェン)とも言われるのですが、これはゴマなどで作った餡をもち米の粉を練ったもので包み、ゆでたもので、日本の白玉団子のようなものです。体の温まる食べ物です。