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燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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大雪は、二十四節季の冬至の一つ前の節季にあたります。

大雪のお天気で、来年を占うことわざを見つけましたので、
ご紹介しましょう。


○大雪までに寒くならないと、春は寒い

○大雪に晴れると、立春には雪多し

○大雪が寒くないと、明くる年は旱魃

○大雪に雪降れば、明くる年は雨に困らない

○大雪が寒風だったら、三九は暖かい

○大雪に氷結しないときは、啓蟄に氷が解けない

○大雪に雪がおおければ、明くる年は収穫多し



中国は広いので、その土地、その土地で、いろいろなことわざがあるようです。
ご参考までに
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まだまだ暑さは続きますが、暑さもあと少し、と思えるようになってくるのが立秋。この立秋の日は昔から、体重を量る習慣がありました。
何のために体重を量るのかというと、夏の間に太ったのか、やせたのかを見るためです。昔の人は、体調を体重の増減で感じたようなところもありますから、やせたとなれば、「苦夏」をすごしたといい、やせた分だけの肉を食べました。これを「貼秋膘(てぃぇちゅうびゃお)」といいます。意味は、秋に脂身の肉を補填する...といったところでしょうか。

「膘」は脂身の肉ですから、このとき食べるのは脂身の肉が多くなります。「豚の角煮(「紅焼肉」)などがよく食べられる料理です。このほか、鶏やアヒルの煮込みなどが食べられます。

現在でもこの日は、脂身の肉が多く売れ、料理屋でも「豚の角煮」などの料理がよく注文されるそうです。

脂身なんて嫌いな子供たちも「習慣なんだから、今日は脂身のお肉を食べなきゃ」とおばあちゃんたちに言われて、いやいやながらも食べているすがたが、思い浮かばれます。
二十四節季の習慣 目次

日本でも、立春、春分、夏至、秋分、冬至などはお節句のように過ごしますが、
中国では二十四節季、どのような行事があるでしょうか。


◇ 立秋には、体重を量る... という習慣
 
◇ 大雪にかかわることわざ





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