燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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なぜか秋になると手に取る『胡同九十九』。
写真エッセイ集です。
徐勇氏の『胡同101像』集から選んだ99枚の写真とそれにあわせて
99人の著名人の文章が載っています。
写真を眺めたり、文章を読んだり.... 楽しいです。
オリジナルの写真集の出版は1990年。
当時残念ながら、入手できなかったのですが、
その後、1996年発行の『胡同九十九』という著名人の文章も読めるこちらのほうを購入が手に入ったので、満足でした。
どの写真を見ても、懐かしさ満載で、
中国の友達を訪ねたときや、寺院に参るついでに胡同をさまよった留学時代を思い出します。
この写真エッセイ集は、日本では発売になっていませんが、
元になっている写真集は、『胡同(フートン)―北京下町の路地 (平凡社ライブラリーoffシリーズ)』という書籍名で日本でもかつて発売になったようです。
古本でしか入手できないと思いますが、
興味がある方はぜひ。
写真エッセイ集です。
徐勇氏の『胡同101像』集から選んだ99枚の写真とそれにあわせて
99人の著名人の文章が載っています。
写真を眺めたり、文章を読んだり.... 楽しいです。
オリジナルの写真集の出版は1990年。
当時残念ながら、入手できなかったのですが、
その後、1996年発行の『胡同九十九』という著名人の文章も読めるこちらのほうを購入が手に入ったので、満足でした。
どの写真を見ても、懐かしさ満載で、
中国の友達を訪ねたときや、寺院に参るついでに胡同をさまよった留学時代を思い出します。
この写真エッセイ集は、日本では発売になっていませんが、
元になっている写真集は、『胡同(フートン)―北京下町の路地 (平凡社ライブラリーoffシリーズ)』という書籍名で日本でもかつて発売になったようです。
古本でしか入手できないと思いますが、
興味がある方はぜひ。
「絵葉書集: 十九世紀中国風情画明信片」を安易に紹介してから、
この絵のオリジナルは... とずっと気になっていたのです。
画風から、「点石斎画報」という、清朝末期、上海で発行されたタブロイド新聞の絵だよなぁとは思っていたのです。
でも、原作の絵がこれだ!といえなかったので、あやふやにしていました。m(__)m
注:「点石斎画報」は清朝末期、上海で発行されていたタブロイド新聞、日本で言ったら江戸時代の瓦版のようなもの...です。
ネットよりも、やっぱりこういうときは、手持ちの資料... ということで、
あれやこれやひっくり返してみました。
そして、ついに、見つけました!
これです!これ!!!
で、こちらが「絵葉書集: 十九世紀中国風情画明信片」からの一枚
一緒ですよね!!
これで、問題解決!!!
ホッと一息!
この絵のオリジナルは... とずっと気になっていたのです。
画風から、「点石斎画報」という、清朝末期、上海で発行されたタブロイド新聞の絵だよなぁとは思っていたのです。
でも、原作の絵がこれだ!といえなかったので、あやふやにしていました。m(__)m
注:「点石斎画報」は清朝末期、上海で発行されていたタブロイド新聞、日本で言ったら江戸時代の瓦版のようなもの...です。
ネットよりも、やっぱりこういうときは、手持ちの資料... ということで、
あれやこれやひっくり返してみました。
そして、ついに、見つけました!
これです!これ!!!
で、こちらが「絵葉書集: 十九世紀中国風情画明信片」からの一枚
一緒ですよね!!
これで、問題解決!!!
ホッと一息!
清の時代の、絵を集めた本はいろいろと持っているのですが、
ヨーロッパ人の人が描いたものはなかなか面白いです。
私が持っているのは、香港で出版された、トーマス・アロムというイギリス人画家の絵を中心に清朝中国をいろいろな面から解説した本なのですが、その表紙にもなっているのがこの絵。
Western Gate, Peking
ウエスタン・ゲートですし、門の内側に、パゴダが見えるので、阜成門だろうな... と思っていたのですが、
ついに、阜成門であることが、確認されました (^▽^)
ひょっとしたことから、マカートニー使節団について、調べていたのですが、
その随行員であったウィリアム・アレグザンダー描いた「北京の平則門」という絵を見つけたのです。
(ウイリアム・シャング氏の論文『イギリス人画家ウィリアム・アレグザンダーが 演出した 18 世紀末期の中国』による)
平則門とは、阜成門の昔の名前です。
アロムは、実際に中国を訪れていないそうですから、
(中東あたりまでは旅行したことがあるそうですが)
多分、アレグザンダーの絵を、模して描いたのでしょうね。
アロム「中国風景図集」はもっていないし、アレグザンダーの絵にもの詳しくないので
比較しようがないのですが、とアレグザンダーの絵、ダブっているものが多かったりして.... と興味を持っているところです。
ヨーロッパ人の人が描いたものはなかなか面白いです。
私が持っているのは、香港で出版された、トーマス・アロムというイギリス人画家の絵を中心に清朝中国をいろいろな面から解説した本なのですが、その表紙にもなっているのがこの絵。
Western Gate, Peking
ウエスタン・ゲートですし、門の内側に、パゴダが見えるので、阜成門だろうな... と思っていたのですが、
ついに、阜成門であることが、確認されました (^▽^)
ひょっとしたことから、マカートニー使節団について、調べていたのですが、
その随行員であったウィリアム・アレグザンダー描いた「北京の平則門」という絵を見つけたのです。
(ウイリアム・シャング氏の論文『イギリス人画家ウィリアム・アレグザンダーが 演出した 18 世紀末期の中国』による)
平則門とは、阜成門の昔の名前です。
アロムは、実際に中国を訪れていないそうですから、
(中東あたりまでは旅行したことがあるそうですが)
多分、アレグザンダーの絵を、模して描いたのでしょうね。
アロム「中国風景図集」はもっていないし、アレグザンダーの絵にもの詳しくないので
比較しようがないのですが、とアレグザンダーの絵、ダブっているものが多かったりして.... と興味を持っているところです。