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燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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北京民間生活彩図:広東婦人図(広東の女性の図)



北京で見かけられた広東の女性は、広東人のお屋敷に雇われていた女性でした。

夏は薄絹の衣服を着ていました。ズボンは幅広で、幅が1尺(333cm)もあったそうです。また纏足はしていおらず、爪先のとがった靴をはいていました。暑い夏でも、きっちりとしたその姿は、広東の女性の特徴でした。
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北京民間生活彩図:婦人賣花図(花売り女の図)




「ざくろの花~♪ 」独特の、売り声で胡同を歩く花売り女。
花は花でもかんざしなどに使われる造花ですから、花簪売りとしたほうがよいかもしれません。

花売り女は、「花市」で花を仕入れ、売り声と共に売り歩きました。
ちなみに花市も、造花の花の花市です。

花市については燕京歳時記 「花市」にその様子が描かれています。ご参照ください。
北京民間生活彩図:小什不閑乞丐図(芸能乞食の図)



京劇などの道化顔に化粧をし、太鼓や鐘などを鳴らしながら、歌を歌ったり...
それで物乞いをする乞食です。

什不閑とは、民間芸能の一つで、鳴り物入りで、物語を語るものを言います。
北京民間生活彩図:銲水煙袋図(水煙管修理の図)



水煙袋... つまり水タバコ専用の水煙管の修理屋さんの図です。
水煙管を専門に修理しているのですが、日本の鋳掛屋さんと変りません。

日本の鋳掛屋さんのように、ふいご、小さな炉、銅、錫、溶接剤などの道具を備えて、水煙管を修理、新品のようにしてくれました。


水タバコは、起源はペルシアといわれていて、シルクロードで中国に伝わり、明の末期から民国時代に中国において流行しました。

中国の水煙管
北京民間生活彩図:焼包袱図(包みを焼く図)



”包みを焼く”日は、清明、七月十五日、十月一日... だと説明されています。

包袱(包み)は、死者に手向ける、包みのこと。中には紙で作ったお金や、先祖の名前を書いた紙などが入っています。

中国では、死者のために冥界で使うお金やら、日用品やらを紙で作り、それらを燃やして、死者に送る習慣があります。

清明、七月十五日、十月一日については..「燕京歳時記」の清明、七月十五日(中元)、十月一日をご参照ください。
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