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燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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看西湖景図(のぞきからくりの図)



原題は、「西湖の風景を見るの図」。
西湖は、地上の天国として有名な杭州にある湖、西湖。
その風景を見せるのぞきからくりです。

のぞきからくりは、日本でも縁日などで見かけた、
観光地の風景などを見せる装置です。
ちなみに北京でも、縁日に、欠かせない出し物でした。

北京の人たちにとって、江南はあこがれでした。
清の皇帝は、大運河を南下、杭州や蘇州に出かけたこともありました。

鳴り物、解説つきで、西湖の模擬観光が楽しめるのが、
のぞきからくりです。
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修脚図(フットケアの図)



竹の板を鳴らし”対君作!”(あなたにご奉仕!... って訳していい?)といいながら、横丁を歩いています。

中国語で、”脚”は、日本語の足に相当します。
足のつめをきれいに切ったり、魚の目をとったり、たこを削ったり...
それが”修脚”です。
今で言う、フットケア... 日本語では何と訳したらよいでしょうか...

縁日などにも必ずいるそうです。
賣零綢子図(端切れ売りの図)



あちらこちらから買い集めたさまざまな種類の生地の端切れを
縁日などで売りました。
絵のように、お客さんは女性です。

売られている生地は多種多様...
売り手の口車に乗せられて、一枚、二枚と、買ってしまいそうです...

賣芝麻楷図(ごま藁売りの図)



ゴマといったら、その実を考えてしまいますが、この図で売っているのは、
ゴマの茎... ゴマわらです。

背の高い植物がゴマわらで、それと一緒に松の枝を売っています。

これらは、年末にかけて、神仏へのお供え用として売り歩かれます。
賣鴨蛋図(アヒルの卵売りの図)



アヒルの卵売りですが、生卵ではなく、塩漬け卵"咸蛋"を売っています。
生卵は、保存が利きませんが、塩漬けにしたら、保存が利いたので、
一般的に卵というと、塩漬けが流通していました。
いわゆる卵の保存食です。
北京と天津の間の通州から売りに来ていたそうです。
 
"咸蛋"
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