北京民間生活彩図:耗子図(ねずみ使いの図)
ねずみ使いは、ラッパを吹きながら街を流していました。
横木を組み立てたものには、さまざまな小道具が吊り下げてあり、ドラを合図にねずみが、はしごを登ったり、水汲みをしたりを見せました。
北京の年中行事などを記した「燕京歳時記」にも記載があり
ねずみ使いは木箱の上に横木をしばって、鼠を調教、水汲みや輪くぐりなどの技をやるが、銅鑼の音で始めたり終ったりする。
と書かれています。
路傍で子供相手に見せたり、お屋敷に呼ばれて演じたり... お屋敷に呼ばれたときは、必ず「お宅に、ネコはいますか?」と聞いたとか何とか....