楊家埠年画選:連年有余
楊家埠の年画でも「美人条」という種類の年画です。
「美人条」....美人画と訳しておきます。
連年有余... ずっと豊かになっていくという意味があり、
年画に欠かせないデザインですが、
これは美人画の連年有余なので優雅です。
”連年”とある絵のほうの女性は、連=蓮の花を持っています。
”有余”のほうは、何の花でしょうか.... たぶん”余”と同じ発音の何かの花だとおもうのですが、
浅学ゆえに、よくわかりません。(課題にしておきます)
童子は鯉を手にしていますが、
鯉は発音から利益、魚なので、余を意味しています。
お衣装の模様やら、花籠のデザインもみていると楽しいです。