忍者ブログ
燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
 1 |  2 |  3 |  4 |  5 |
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



昔北京では、冬の間に氷を切り出し保存、夏に仕様しました。

宮廷で用いるばかりではなく、大臣、役人に下賜され、
このほか、大きな塊は商店に、そして小さな塊は街を売り歩く小商に卸されました。

このは凍り運びの車の絵ですが猫車のように一輪の手押し車です。
氷の小商いの車もちなみに一輪の手押し車でした。






ご参考

夏の氷
 で、氷についてちょっと説明しています。
そこに載せている氷の小商いの絵です。

町の氷売り(中国電影出版社「舊京風情」より)
PR
北京風俗図 18. 菊花担 (菊売り)



絵は、菊の棒手振り。

重陽のお節句の必需品は正陽楼のカニと土地廟で買った菊が北京の秋の風物だったとか。

北京風俗図 17. 慈航車 ( )



この牛車は、慈善団体である「育嬰堂」が嬰児の遺体収容に早朝に使っていました。
文字が見えますが、「陸地慈航」と書いてあります。
箱のようなものは、遺体の入った棺でしょう。
運よく息がある子供は「育嬰堂」で育てられました。

なんとも哀しい絵です。

適当な日本語が思いつかないので、括弧内あけてあります。


北京風俗図 16. 旗装少婦 (満州族の女性)





両把頭(髪型のなまえ)に大拉翅(頭の飾り)、袖なしに長衫、そして厚底の靴(高底鞋)。
典型的な満州族の女性の服装です。
京巴とか獅子狗といわれる北京犬(ペキニーズ)の飼い犬を連れて外出中。


北京風俗図 15. 乞 婆 (女乞食)





途切れてしまっているのは、人力車に乗る男性。こちらは中折れ帽をかぶっていてお金持ち。
その男性に焚き付けを売ろうとしている女性は、継ぎ当てされた服を着て、髪もばさばさ...

炊きつけなんて売ってもいくらにもならないでしょうに....


Copyright ©  燕京雑考@ブログ版  All Rights Reserved.
*Material by Pearl Box  * Template by tsukika
忍者ブログ [PR]
Admin ♥ Write ♥ Res
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリー
プロフィール
HN:
ぽんず
HP:
性別:
女性
ブログ内検索
カウンター
アクセスカウンター
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
バーコード
忍者アナライズ