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燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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北京風俗図 14. 潑水夫 (散水夫)



北京には
「無風三尺土、有雨一街泥」
風がなければ3尺もの土ぼこりが舞い上がり、雨が降れば街中泥だらけ
という成語があります。

土ぼこりを防ぐために水を撒くのが潑水夫 (散水夫)。
現在は散水車がありますが、昔はこんな風に水を撒いていたんですね。

ちなみに街はこんな具合ですから、散水が必要なのは言わずもがな





ご参照
「無風三尺土、有雨一街泥」についてはこちらをどうぞ! →「無風三尺土、有雨一街泥
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北京風俗図 13. 賣切糕 (蒸し菓子売り)



「切糕」は、米粉などに棗や小豆などを入れて蒸した蒸し菓子を切ったもので、
丸ごとではなく、切って売られるので、「切糕」というようです。

この絵、一見、ただの荷車に見えますが、蒸し菓子売りの荷車らしいです。
らしいというのは、絵につけられた文章を読まなくては、わからなかったからなのですが。

「半日で売れ切れば意気揚々!」
ですが
「明朝がは雨だったら、如何に糊口を凌ぐ?」
絵につけられた文章に、そういう一節がありました。






北京風俗図 11. 赶大車 (荷車を駆る) 

 

昔の北京、輸送手段はいろいろありましたが、馬がひく荷車もその一つでした。
この絵には他に『煤掌包』という名前もついています。
運んでいるのは、豆炭?練炭?のような燃料なのかな?と文字からの推察...

北京風俗図 09. 吹鼓手 (鳴物師)



慶弔の行列には、楽隊がつきます。
その楽隊の楽士のことです。

日本でも花嫁行列に「長持唄」が歌われましたが、
中国では独立した対のドラや、ラッパや、太鼓や、笛などの楽隊が音楽を鳴らしました。

また、お葬式にも、楽隊はつき物で、お葬式はにぎやかなものでした。

絵の鳴物師は、行列のあとでしょうか... 哀愁が漂って見えます。

吹鼓手を日本語で「鳴物師」にしましたが力技だったかな...





北京風俗図 08. 玩 鳥 (鳥を賞玩する)



付された文章に「昔は闘鶏、今は闘雀」とあります。
この鳥は戦わせるための雀のようです。
羽を切ると飛ばないと書いてありますから風切羽を切って、飛ばないようにしてあります。
また、枝に止まっていますが、紐で結わえているようです。

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