燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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「結縁豆(けちえんまめ」(燕京歳時記)
四月八日、都の善男善女は、緑や黄色の豆を数升買い求め、仏の名前を唱えながらこれをつまむ。
そしてそのつまみ上げた豆を煮て人々に分け与えるのだが、この豆を結縁豆という。
来世の縁を結ぶ豆ということだ。
『日下舊聞考』によれば、
四月八日、都の善男善女は、緑や黄色の豆を数升買い求め、仏の名前を唱えながらこれをつまむ。
そしてそのつまみ上げた豆を煮て人々に分け与えるのだが、この豆を結縁豆という。
来世の縁を結ぶ豆ということだ。
『日下舊聞考』によれば、
都で念仏を唱える僧侶は、唱えた数をまめで数える。今に尚、この習慣は伝えられている。
そして四月八日、釈尊誕生の日、辰の刻(朝7時~9時ごろ)にこれを煮て道行く人に分け与え、縁を結ぶという。
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