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燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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文人の描いた旧都・北京:俳句 芥川龍之介


夕月や槐にまじる合歓の花  

灰捨つる路は槐の莢ばかり 

石垣に日照りいざよふ夕べかな

来て見れば軒はふ薔薇に青嵐


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龍之介が北京滞在中の俳句

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芥川龍之介 (1892-1927:)
この文章は、龍之介が大阪毎日新聞社の依頼により大正十年(1921年・中華民国十年)3月下旬から七月上旬まで中国を旅したときの作品。
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