燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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「瑶台」(燕京歳時記)
瑶台(ようだい)とは「窰台」のことで、正陽門外、黒窰廠(こくようしょう)にある。五月になると日よけのかけられた茶席が設けられ、人々の展望の場所となっている。ここも南城の古跡の一つだ。
『日下旧聞考』には、
と書かれている。
瑶台(ようだい)とは「窰台」のことで、正陽門外、黒窰廠(こくようしょう)にある。五月になると日よけのかけられた茶席が設けられ、人々の展望の場所となっている。ここも南城の古跡の一つだ。
『日下旧聞考』には、
黒窰廠は明の時代の瓦工場だったとかかれている。清朝では窯業者に下請けに出したのでこのかわら工場は廃止となった。ここはちょっとした高台になっていて、蒲が生える低地もあり景色が良く、都の人たちが高台に上りに訪れる。
と書かれている。
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