燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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このデザインに使われているカエルは「蟾蜍( せんじょ)」といい、ヒキガエル、ガマガエルのことで、中国では月に住んでいるといわれています。
蟾蜍は、『抱朴子』という道教の古書には古来三千年生きると書かれており、
一万年生きるとの言い伝えもあり、長寿の象徴となっています。
そのため蟾蜍は長寿を意味するデザインに使われるのです。
そのデザインが「萬歳蟾蜍」と呼ばれるようです。
『抱朴子』では端午に捕まえられた万歳の蟾蜍が長寿によい食べ物として紹介されています。
「万歳蟾蜍」「千歳蝙蝠」「千歳霊亀」「千歳燕」を「肉芝」と言うそうで、
肉芝は不老長寿に利く「五芝」の一つだそうです。
蟾蜍は、毒を分泌するので、「五毒」の一つにも数えられていて
魔よけの「五毒」のデザインにも蟾蜍が入っています。
(五毒の魔よけのデザインは別途ご紹介します)
まだこのデザインは、かわいいけれど...
やっぱり、カエルは、カエル.... ですよね。
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