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燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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金の時代の都と現在の城壁跡を比較しました。
原型に近い明清の城壁跡地図はこちら→「明清地図
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遼の時代の都と現在の城壁跡を比較しました。
原型に近い明清の城壁跡地図はこちら→「明清地図
昔... 「龍的傳人」という歌がはやりました。

侯德健の作品です。

↓で、オリジナルの歌を歌詞付きで聞くことができます。

1988年の春節聯歓晩会(日本でいったら紅白歌合戦)の映像です。




遥遠的東方有一条江,它的名字就叫長江。

遥遠的東方有一条河,它的名字就叫黄河。

雖不曽看見長江美,夢裏常神遊長江水。

雖不曽聴過黄河壮,澎湃洶湧在夢裏。


古老的東方有一条竜,它的名字就叫中国。

古老的東方有一群人,他們全都是龍的伝人。

巨龍脚底下我成長,長成以後是龍的伝人,
  
黒眼睛黒頭髪黄皮膚,永永遠遠是龍的伝人。


百年前寧静的一個夜,巨変前夕的深夜裏,
  
槍炮声敲砕了寧静夜。

四面楚歌是姑息的剣。


多少年炮声仍隆隆,多少年又是多少年,   

巨龍巨龍你擦亮眼,永永遠遠地擦亮眼,  
 
巨龍巨龍你擦亮眼,永永遠遠地擦亮眼。

龍とは

龍とはどんな動物?なのでしょうか...

龍は古くから中華民族と中国文化の象徴であるといわれてきました。
龍は中国人の祖先が考え出した自然神だと考えられます。
雲が集まり雨が降りという自然現象の中に現れる「稲妻」の形象と、その「稲妻」によって得られた霊感であるともいわれています。
原始時代の人々は自然の現象に興味と恐れを抱き、その中から龍という創造の動物を作り上げ、崇拝してきたようです。

数々の原始時代の氏族の象徴がどのように龍に統一されてきたかについては異論も多いのですが、まだ文字もなかったころに、すでに中国は龍を象徴としていました。

こんな中国で「龍」という言葉ははさまざまな意味に使われています。それをちょっとご紹介します。

1. 純粋に「龍」。古代伝説上、雲を起こし雨を呼び、万物に利をもたらす動物とされてきた。麟虫の長といわれる。古書の中では麟(きりん)、鳳(鳳凰)、亀とあわせて「四霊」と呼ばれる。

2. 皇帝の呼称。 「飛龍は天にあり、大人を造る」という古文から。また「飛龍は天にあり、なお聖人はこれ王位にある。」という文章も見られる。

3. 優秀な人の形容の言葉。「深山の大沢にて、龍が生まれた」『左傳』より  優秀な人材の多く集まっているところを「臥龍蔵虎」と言い表す。

4. 伝説上の東方にある七つの星。核、亢、房、心、尾、箕、統という名の星のこと。これらをあわせて「蒼龍七星」という。

5. 駿馬の別称。『周礼』によれば馬のなかで8尺以上の物を龍という。ちなみに堂所によれば6尺以上のものがはじめて馬と呼ばれるのだそうだ。

6. 自然現象や地勢を表す言葉。山脈を龍にたとえたり、山あり河ありの風景を「龍脈」の地という。

7. 白や黒などいろいろな色の混じった色のこと。『周礼』に「全は純色である。龍は雑色である」という記述がある。

このように龍は中国とは切って切り離せない、空想上の動物なんですね。

臘八醋(十二月八日の醋漬のニンニク)

農暦(旧暦)の十二月八日にはニンニクを酢につける習慣があります。
きれいに洗って、皮をむいて、大きなビンに入れ、米酢を入れてふたをしておき、大晦日の晩に、餃子のあてに食べるのです。ニンニクは、色が青緑です。酢の影響でニンニクがその色に変わるのですが、きれいな色がついたときはうれしいものです。ニンニクはそれほど辛くもなく、餃子のあてにするのにちょうどよいのだそうです。(実はぽんずはナマのニンニクが苦手なので...伝聞調です)
写真は、「臘八蒜」。
写真よりも実物はもっときれいな色です。


ニンニク以外に酢は、餃子をつけて食べます。もともと中国では餃子は酢で食べます。日本のように醤油と酢と...という調味料を使いません。一般には「香醋」という酢を使いますが、最近では「餃子醋」というものも売られています。さて、大晦日にはその香醋ではなく、「臘八醋」に餃子を付けて食べます。酸味のなかにニンニクの辛さが程よくきいていてとてもおいしいものです。

はてさてこの「臘八醋」ですが、最近は臘八に作るとニンニクが漬かり過ぎるという現象が起きています。というのは昔、暖房も余りなかったころだからこそ十二月八日に漬ければ大晦日には兆度良いニンニクの酢漬けができたのです。ところがこのごろでは室内の温度が高くなり、早く漬かってしまうようになりました。そのため、李華さんはもうちょっと遅くニンニクをつけるといっていました。

その実、ドレッシング用に私もニンニクの醋漬を常備しているのですが、あっという間においしい「ガーリックビネガー」が出来ます。皆さんもお試しください。

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