燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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日本の年末に合わせて、燕京歳時記から、
仕事納めなどをまとめてUPしました。
◇ 鹿の褒賞
◇ 仕事納め(封印)
◇ 芝居納め(封台)
◇ 家塾のお休み
◇ 竈の神を祭る
◇ 春節を迎えるめでたい対句の張り紙・春聯
◇ 門神
◇ おめでたい絵(年画)売りの小屋
◇ 唐の花
◇ チベット香
◇ 金のなる木(揺銭樹)
◇ 紅手形
◇ 切り紙掛け
◇ 天地のお供え机
仕事納めなどをまとめてUPしました。
◇ 鹿の褒賞
◇ 仕事納め(封印)
◇ 芝居納め(封台)
◇ 家塾のお休み
◇ 竈の神を祭る
◇ 春節を迎えるめでたい対句の張り紙・春聯
◇ 門神
◇ おめでたい絵(年画)売りの小屋
◇ 唐の花
◇ チベット香
◇ 金のなる木(揺銭樹)
◇ 紅手形
◇ 切り紙掛け
◇ 天地のお供え机
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「天地のお供え机」(燕京歳時記)
毎年大晦日には、長テーブルを庭に置き、百神図を祭る。
百神図とは、天地三界の八百万の神を描いた絵のことだ。
この百神図の前に果物の砂糖漬、リンゴ、干し果物、マントウ、精進料理、正月用の餅などを並べる。
これを全供という。供物の上には草で作った八仙人や造花の石榴、紙の銭などを串刺しにして飾る。
これを供物花という。
神迎えのときに百神図は焼いてしまうが、供物だけはその後も飾っておき、引き続き焼香などを行う。
これは提灯祭りまで続く。
これを天地のお供え机という。
訳注:
八仙人:日本の七福神に似た中国の神様たち。男性7人、女性1人。
百神図:原文では「百分」ですが、わかりやすく百神図と意訳しました。
マントウ:中国語で「饅頭」。日本の饅頭とはことなり、中華まんの餡の入っていないものといったもの。中国の北方の主食になっています。
提灯祭り:中国語では「灯節」。お正月の行事。
喜神:吉祥の神
毎年大晦日には、長テーブルを庭に置き、百神図を祭る。
百神図とは、天地三界の八百万の神を描いた絵のことだ。
この百神図の前に果物の砂糖漬、リンゴ、干し果物、マントウ、精進料理、正月用の餅などを並べる。
これを全供という。供物の上には草で作った八仙人や造花の石榴、紙の銭などを串刺しにして飾る。
これを供物花という。
神迎えのときに百神図は焼いてしまうが、供物だけはその後も飾っておき、引き続き焼香などを行う。
これは提灯祭りまで続く。
これを天地のお供え机という。
訳注:
八仙人:日本の七福神に似た中国の神様たち。男性7人、女性1人。
百神図:原文では「百分」ですが、わかりやすく百神図と意訳しました。
マントウ:中国語で「饅頭」。日本の饅頭とはことなり、中華まんの餡の入っていないものといったもの。中国の北方の主食になっています。
提灯祭り:中国語では「灯節」。お正月の行事。
喜神:吉祥の神
「紅手形」(燕京歳時記)
両替商である「銭舗」で銅銭を受け取るための札を手形という。
年末になると、すべてのお金持ちの家では銀を銭に替える。
このときに色のついた紙に書かれた手形を作る。
これを赤い手形という。
華やかさとおめでたさの意味を込めて色のついた紙を使う。
両替商である「銭舗」で銅銭を受け取るための札を手形という。
年末になると、すべてのお金持ちの家では銀を銭に替える。
このときに色のついた紙に書かれた手形を作る。
これを赤い手形という。
華やかさとおめでたさの意味を込めて色のついた紙を使う。