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燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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呑刀図(剣呑みの図)



大道芸の奇術(マジック)の一種、剣呑みの図です。
絵のように、刀はクライマックス...かな?
敷物においてある、あれやこれや、呑み込んでみせました。

大きな刃物を... と思っただけで、背筋がざわっとしますが...
この奇術、大きなものになると、馬を呑んで見せる「呑馬術」というのがあるとか...




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高蹺会図(高足踊りの図)




中国版スティルツ、高足踊りの図です。
男性が女装して踊ったり、数人で芝居を演じているように動いたり、
往来を踊ります。

剃頭放睡図(散髪後のマッサージの図)



日本でも、散髪の後にマッサージのサービスがつきますが、
(床屋さんの伝統的なサービスのことです)
中国でも同様なことがありました。

”放睡”... とかいてあると、眠りに陥る... と言う感じで、
リラックスマッサージ... とおもえますね。

剃頭=散髪についてはこの欄の剃頭図(床屋の図)をご覧ください。


「瓜瓞綿綿」... 瓜と瓞(小さな瓜のこと)が蔓でつながっているように、子々孫々の盛隆を願うデザインです。
瓜とはいってもデザインのほとんどは視覚的にわかりやすい南瓜(かぼちゃ)です。
上に蝶がデザインされていますが、これは瓞と同音なので小さな瓜を意味します。
瓜と蔓に蝶を加えて華やかな雰囲気のデザインは清朝に多いようです。



”三多”、”福寿三多”と言われるデザインです。
石榴、桃、仏手柑(ブッシュカン)で、多男子、多寿、多福をあらわしています。

そしてその関連デザインで「三多九如」


九本の”如意”が輪を作って描かれています。

如意... とは、思ったように手が届く...という意味で 中国の孫の手のことです。
日本の孫の手のように現役ではなく、博物館でお目にかかるぐらいです。
日本では仏具としての如意を僧侶が手にしているのを目にすることがあります。
 


この九本の如意が輪を作ることによって福寿が”永遠に続く”ことをあらわしています。


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