忍者ブログ
燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
 148 |  149 |  150 |  151 |  152 |  153 |  154 |  155 |  156 |  157 |  158 |
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

捜神記:董永遇仙記

漢のころ、千乗に、董永という人がいました。幼いころに母を亡くし、父親と一緒に暮らしていました。畑仕事をして暮らしていましたが、いつも父親を車に乗せて野良に出ていました。その後父親も亡くなりましたが、お金がなく葬式が出せませんでした。董永は奴隷として自らを売り、そのお金で葬式を出すことにしました。主人はそれを知り、董永は立派な息子だと、一万の銭を董永にやりました。

董永は葬式を挙げ、三年の喪に服し、それが明けると、主人の下に赴きました。途中一人の女性に出会いました。その女性が嫁にしてほしいと言うので一緒に主人の家に行きました。主人は董永に「あの金はおまえにやったものだよ」と言うのですが、董永はおかげさまで亡き父の葬式無事に行うことができました。たいしたことはできませんが、一生懸命働いて恩返しをしたいと思います」と言います。そこで主人は「お前の妻は何ができるのだ?」と尋ねると「機織ができます」と言うので、「それなら100疋の絹を織ってもらおう」と主人が言いました。董永のそこで妻は機織をはじめましたが、十日もするとすべて織りあがりました。絹を織り終え、二人は主人の家を離れましたが、妻はそこで「私は天の織女です。あなたがとても親孝行なのを知った天帝が、あなたの借金を返す手伝いをさせたのです」と話しました。そして話し終わると、妻は天高く舞い上がり飛び去って、行方知れずになってしまいました。


七夕の由来のお話しです。
PR
カエル・ママが目を話した隙に、卵が孵ってさあ大変!
おたまじゃくしは母さん探しに出かけます....
全編を通じ、中国語のナレーション、せりふがありますが、「人民中国」名作のセリフで学ぶ中国語(39)...水墨画アニメ短篇3篇 にナレーション&せりふが載っています。ご参照ください。 



カンヌ国際アニメーション映画祭栄誉賞受賞作。

中国版、バンビ?

鷹にさらわれた小鹿が少女と出会います。
ナレーション、せりふがないので、中国語がわからない方も楽しんでいただけます。
ついでに... といったらしかられてしまいそうな、作品をご紹介。



ちなみに、私は、中国生活が長く、
そういうこともあって、NHKの人形劇に似ているなぁ... 
とずっと思っていたという(^^ゞ

というのも川本喜八郎さんが中国で作られた、中島敦の”名人伝”を原作としたアニメです。

川本喜八郎さんはNHKで放送された三国志を作られた方ですから、
日本の番組そっくり!っておもっても当然だったんですね(^^ゞ
ちなみに「三国志」は昭和57~59年とのこと。
(ということは高校3から留学している時期だったので
 ゆっくり見ているわけはないと...
 そういえば初代ガンダムは中3のときだったんで、
 やっぱり見てなくてないんですよね....)

今回ご紹介したのは、中国の動画サイトのものなので、中国語バージョン。
もちろん、日本語版もあって、その語りは橋爪功さんだそうです。

ここでは、日本語版をご紹介できませんので、原作をご紹介。
こちらを参考になさってください。
青空文庫「名人伝」

ちなみに日本語版はこちらでごらんいただけます。

水墨画3Dアニメーションなることばをはじめて知りました。
調べたところ、許毅(英語ではRon Hui)さんの「夏」という作品のことらしいです。

この作品は、発表されてから、いろいろな賞を受賞しているとこのこと。


今、夏ですし、せっかくですから、ご紹介。


Copyright ©  燕京雑考@ブログ版  All Rights Reserved.
*Material by Pearl Box  * Template by tsukika
忍者ブログ [PR]
Admin ♥ Write ♥ Res
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリー
プロフィール
HN:
ぽんず
HP:
性別:
女性
ブログ内検索
カウンター
アクセスカウンター
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
バーコード
忍者アナライズ