忍者ブログ
燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
 27 |  28 |  29 |  30 |  31 |  32 |  33 |  34 |  35 |  36 |  37 |
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

花婿の家に到着すると、二人の付き添いの女性に伴われまず天地を拝みます。


その後、婚礼の部屋に入り、その後、オンドル(寝台)に花嫁、花婿がすわり、花嫁のベールをはずします。
そして杯を交わし、ご馳走を食べます。



ここまでが、北京風俗図譜の絵の紹介です。
今回は、北京風俗図譜の中の絵についてのみ簡単に紹介するにとどめました。
また機会がありましたら、婚礼にかかわるあれやこれやを紹介したいです。



PR



花嫁を乗せた神輿が、家を離れます。
嫁入りの行列には、「送親太太」と、4人の男性客が付き添います。

嫁迎えの行列の絵と、こちらの絵と... 見比べると、
なるほど... と思います。



花嫁が、付き添いの女性に手を引かれ、輿に乗り込みます。
花嫁は赤いベールを被りますが、これは花婿の家で、儀式ののちに取りのけられます。




日本では「しずしず」という輿入れの行列を思い浮かべますが、
中国はにぎやかです!
ちょうちんが先導して、鳴り物、ラッパ...
それに爆竹が加わってとても賑やかです。





結婚式当日、花婿宅から嫁迎えの行列が出発します。
この行列には、花婿側から付き添いの女性と四人の男性の使者が加わっています。
覆いがかかった籠の後ろにはその中の一人「送親太太」の顔が見えます。
「送親太太」はともに夫が健在であり、男の子を生んだことのある女性が親戚から選ばれます。

ちなみに迎えの行列には「送親太太」が加わります。
「娶親太太」「送親太太」の親の文字は「縁」に言い換えればよいかな?と思っています。
「娶親太太」「送親太太」は「縁を迎える」「縁を送る」という意味がちかいかな?と解釈しています。



Copyright ©  燕京雑考@ブログ版  All Rights Reserved.
*Material by Pearl Box  * Template by tsukika
忍者ブログ [PR]
Admin ♥ Write ♥ Res
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリー
プロフィール
HN:
ぽんず
HP:
性別:
女性
ブログ内検索
カウンター
アクセスカウンター
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
バーコード
忍者アナライズ