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燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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元宵節は「燈会」などともいいます。
英語ではLANTERN FESTIVAL(ランタン・フェスティバル))。
提灯と花火で華やかに、にぎやかな夜を過ごします。





北京など北方では、氷で作られた彫像が並びます。これは「氷燈」といいます。


かつては、鼓楼近くの氷燈が有名だったそうです。


『老北京・市井風情画』 から
お正月に食べるものを連ねた俗謡です。


初一饺子、初二面、初三烙饼摊鸡蛋、初四在家吃折箩、破五开张听喜歌(破五饺子)
初六上街把穷扔、初七街头看后生、初八顺星、初九蚕、初十祭石保平安

初一饺子初二面, 初三合子往家转, 初四烙饼炒鸡蛋。 初五、初六捏面团, 初七、初八炸年糕, 初九、初十白米饭, 十一、十二八宝粥, 十三、十四窜汤丸, 正月十五元霄圆


大晦日といったら、大童な様子が思い浮かびますが、
この絵も、その様子が描かれています。



トラの帽子をかぶっている子供や、団扇太鼓を打ち鳴らす子供、大人の邪魔になりながら?カラ独楽を回す子供が見ていてほほえましいです。
(って邪魔だろうなぁ... とは思いますが(^^ゞ)

あれやこれや気になるものは多いのですが、女中さんが奥様にわたそうとしている煙管の長さが気になります。
花魁煙管より長いのでは???

下男が天秤棒で担いでいるのは 前に酒壷、後はなんでしょうか... 気になるなぁ...
首都博物館収蔵品から
春節(旧正月)はまだとはいえ、立春も過ぎましたし、半月ちょっとで啓蟄ですから驚くほどのものではないと思うのですが、今日、蛙を3匹見かけました。
しばらく前に、卵塊を見かけて、そういえば毎年、おたまじゃくしは見るけれど... と思っていたのでした。

蛙といってもあれはヒキガエルでしょうね...(詳しい種類はわかりませんが)
(写真を撮ればよかったのですが、荷物を持っていてだめでした(>_<))
(いつかのトンボのときのように、カメラ準備してシャッターチャンスを待とうかな(笑))

中国ではガマ・ヒキガエルはおめでたい象徴の一つですし、記念に吉祥デザイン「萬歳蟾蜍」をご紹介。



ガマは
中国では月にすむでいると言われていますし、
不老長寿に良い食べ物ともされています。
また、魔よけにもなっているおめでたい生き物です。

良く見ると、このガマには福禄寿が描かれています。
背中の部分にコウモリが描かれていて「福」
目が銭の形になっていて、「禄」
脚の間に、「寿」の文字デザイン
なかなか凝っていますよね。


以前、こちらも紹介しています。よろしかったらどうぞ!

「萬歳蟾蜍」
http://pengzi.maruzen.com/jixiang/gazo/kaeru1p.gif

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