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燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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北京風俗図 20. 拉駱駝(ラクダ引き)




昔の中国では、ラクダも主要な輸送手段でした。
主に近郊からの石炭の運搬に用いられました。

ラクダについては「北京と駱駝」で詳しく触れていますので、
そちらをご覧ください。
→ 「北京と駱駝


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昔北京では、冬の間に氷を切り出し保存、夏に仕様しました。

宮廷で用いるばかりではなく、大臣、役人に下賜され、
このほか、大きな塊は商店に、そして小さな塊は街を売り歩く小商に卸されました。

このは凍り運びの車の絵ですが猫車のように一輪の手押し車です。
氷の小商いの車もちなみに一輪の手押し車でした。






ご参考

夏の氷
 で、氷についてちょっと説明しています。
そこに載せている氷の小商いの絵です。

町の氷売り(中国電影出版社「舊京風情」より)
北京風俗図 18. 菊花担 (菊売り)



絵は、菊の棒手振り。

重陽のお節句の必需品は正陽楼のカニと土地廟で買った菊が北京の秋の風物だったとか。

北京風俗図 17. 慈航車 ( )



この牛車は、慈善団体である「育嬰堂」が嬰児の遺体収容に早朝に使っていました。
文字が見えますが、「陸地慈航」と書いてあります。
箱のようなものは、遺体の入った棺でしょう。
運よく息がある子供は「育嬰堂」で育てられました。

なんとも哀しい絵です。

適当な日本語が思いつかないので、括弧内あけてあります。


北京風俗図 16. 旗装少婦 (満州族の女性) の図解

両把頭: 女性の髷の形です。                  大拉翅: 清朝末期に流行した頭の飾りのこと             



馬甲(袖なし): 袖なしの上着。



高底鞋: 満州族の女性は、纏足をしていませんでした。


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