忍者ブログ
燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
 45 |  46 |  47 |  48 |  49 |  50 |  51 |  52 |  53 |  54 |  55 |
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

北京風俗図 16. 旗装少婦 (満州族の女性)





両把頭(髪型のなまえ)に大拉翅(頭の飾り)、袖なしに長衫、そして厚底の靴(高底鞋)。
典型的な満州族の女性の服装です。
京巴とか獅子狗といわれる北京犬(ペキニーズ)の飼い犬を連れて外出中。


PR
北京風俗図 15. 乞 婆 (女乞食)





途切れてしまっているのは、人力車に乗る男性。こちらは中折れ帽をかぶっていてお金持ち。
その男性に焚き付けを売ろうとしている女性は、継ぎ当てされた服を着て、髪もばさばさ...

炊きつけなんて売ってもいくらにもならないでしょうに....


「無風三尺土、有雨一街泥」...
風がなければ3尺もの土ぼこりが舞い上がり、雨が降れば街中泥だらけ



この写真を見てもらえたら「無風三尺土」の雰囲気がわかってもらえるでしょうか。
この状態で雨が降ったら「有雨一街泥」状態になります。

同様のことばに
「刮風是香炉、下雨是墨盒子」
風が吹けば香炉(のように土ぼこりが舞い上がり)、雨が降れば墨汁入れのよう
というのがあります。

昔の北京の道路状態を表した言葉ですが、
春は今でも「無風三尺土」の状態になりますね...

北京風俗図 14. 潑水夫 (散水夫)



北京には
「無風三尺土、有雨一街泥」
風がなければ3尺もの土ぼこりが舞い上がり、雨が降れば街中泥だらけ
という成語があります。

土ぼこりを防ぐために水を撒くのが潑水夫 (散水夫)。
現在は散水車がありますが、昔はこんな風に水を撒いていたんですね。

ちなみに街はこんな具合ですから、散水が必要なのは言わずもがな





ご参照
「無風三尺土、有雨一街泥」についてはこちらをどうぞ! →「無風三尺土、有雨一街泥
北京風俗図 13. 賣切糕 (蒸し菓子売り)



「切糕」は、米粉などに棗や小豆などを入れて蒸した蒸し菓子を切ったもので、
丸ごとではなく、切って売られるので、「切糕」というようです。

この絵、一見、ただの荷車に見えますが、蒸し菓子売りの荷車らしいです。
らしいというのは、絵につけられた文章を読まなくては、わからなかったからなのですが。

「半日で売れ切れば意気揚々!」
ですが
「明朝がは雨だったら、如何に糊口を凌ぐ?」
絵につけられた文章に、そういう一節がありました。






Copyright ©  燕京雑考@ブログ版  All Rights Reserved.
*Material by Pearl Box  * Template by tsukika
忍者ブログ [PR]
Admin ♥ Write ♥ Res
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリー
プロフィール
HN:
ぽんず
HP:
性別:
女性
ブログ内検索
カウンター
アクセスカウンター
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
バーコード
忍者アナライズ