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燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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北京風俗図 05. 磨刀人 (刃物研ぎ)



刃物研ぎは、水の入った缶と砥石を横長の木のイスにしつらえ、肩にかけ、
ラッパを吹きながら、横丁を流し歩きます。

新しい刃物は、最初にとぎやさんに研いでもらってから使います。




上の絵は、流し歩いているところを描いていますが、
刃物を研いでいる図も紹介しています。
北京民間生活彩図:磨刀剪図(とぎやの図)をクリックして、ご覧ください。

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北京風俗図 04. 墻有耳 (壁に耳あり)



「壁に耳あり、障子に目あり」
中国語では、「墻有縫、壁有耳」、「隔墻有耳」。

「莫談国事」(政治について話すな)と茶館に赤い張り紙が貼られていた時代、
壁の向こう側で何かを聞かれている(盗聴)されていることもありました。
北京風俗図 03. 貨郎 (小間物売りの行商人)



小間物売りはでんでん太鼓を鳴らしながら売り歩きました。
小間物... とはいってもこの小さな箱で売り歩いていましたから、
本当にたいしたものはなかったと思いますが、
添えられた文章によると、針や糸がメインだったようです。


北京民間生活彩図:「跑旱船図」(陸舟?を走らせるの図)



民間芸能・跑旱船の絵です。

鳴り物(太鼓やドラなど)にあわせて、身に着けている船の形の被り物を揺らすように踊ります。

この絵で舟に乗っているのは、『白蛇伝』の白娘と小青です。
『白蛇伝』の冒頭の部分で二人が許宣に舟に相乗りさせてもらいますが、
そのシーン(許宣いないけれど)

舟は、木材で船の形を作り、布で蓋います。
踊り手は舟の中に立ち、胡坐をかいたかたちの作り物の足で舟に乗っている雰囲気をだしています。

旱船には、舟ばかりではなく、ロバに乗った女性などのバリエーションがあります。

北京風俗図 02. 旱龍船 (陸舟(?)の芸人さんたち)


中国の民間芸能に、跑旱船というものがあります。
どこかで、陸舟(おかぶね)と訳していたのをみたことがあるのですが、
日本語ではなんと言ったらよいのでしょうか。
その、芸人さんたちの様子。
出し物前なのか、あとなのか....

鳴り物の二人と、舟の被り物?を背負っている人が描かれていますが、
太鼓にドラ、そして踊り手
舟の被り物?は龍の頭がついているので、この絵の表題が旱船ではなく旱龍船なのですね。

鳴り物の二人がかぶっている帽子からして、春節(旧正月)ごろかなぁ...




ちなみに「跑旱船」はこちらをご参照ください。
→ 北京民間生活彩図:「跑旱船図」(陸舟?を走らせるの図)




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