楊家埠年画選：桃献千年寿、榴開百子図

楊家埠年画選：桃献千年寿、榴開百子図



桃が長寿を、石榴が子沢山をあらわしています。
上は、蓮の花とボタン
蓮の花は、続いていく、ボタンは、富貴を示しています。

楊家埠年画選：歓楽新年

楊家埠年画選：歓楽新年



新年おめでとう！

おめでたデザイン満載！
そしてとても華やか！

今年もよろしくお願いします！

楊家埠年画選：連年有余

楊家埠年画選：連年有余



楊家埠の年画でも「美人条」という種類の年画です。
「美人条」....美人画と訳しておきます。

連年有余...　ずっと豊かになっていくという意味があり、
年画に欠かせないデザインですが、
これは美人画の連年有余なので優雅です。
”連年”とある絵のほうの女性は、連＝蓮の花を持っています。
”有余”のほうは、何の花でしょうか....　たぶん”余”と同じ発音の何かの花だとおもうのですが、
浅学ゆえに、よくわかりません。（課題にしておきます）
童子は鯉を手にしていますが、
鯉は発音から利益、魚なので、余を意味しています。

お衣装の模様やら、花籠のデザインもみていると楽しいです。

楊家埠年画選：花能解語、晩玉生香

楊家埠年画選：花能解語、晩玉生香



楊家埠の年画でも「美人条」という種類の年画です。
「美人条」....美人画と訳しておきます。

花能解語は一般的に「花解語」、晩玉生香は「玉生香」
言葉を解する花、香りを生ずる玉....　と美人を例えた言葉です。

この2枚は、それぞれ1枚なのですが、同じようなデザインなので、
対に見えますね。
対にして飾っても素敵かもしれません。

一枚ずつ絵を見てみると、女性の着ている服の模様、その他小物のデザインもおめでた意匠満載です。　

楊家埠年画選：鹿鶴同春

楊家埠年画選：鹿鶴同春



楊家埠の年画でも「美人条」という種類の年画です。
「美人条」....美人画と訳しておきます。

鶴は長寿、鹿は禄をあらわしていますが、
そのほかに、鹿鶴で、「六合」つまり天地四（天、地、東西南北）という意味があります。
天下が春のごとく、エネルギッシュにというような意味があります。
かごに盛られた花々が春をあらわしています。
そのほか、桃や、ざくろや蝙蝠と、おめでたいものてんこ盛りです。