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燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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北京民間生活彩図:抽糖人図(砂糖細工売りの図)



人物、動物などを作った砂糖細工売りは、32本の籤をもっていて、砂糖細工に籤と同じ符号をつけておき、欲しい砂糖細工の符号を引き当てればお題は只でした。

籤を引いて当たったらおまけとか、只になる... というのはこの他にもいろいろな小商いが行っていて興味があるところです。
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北京民間生活彩図:撿爛紙図(紙くず拾いの図)



紙くず拾いは、先に鉄の針のついた竹の棒で落ちている紙くずをさし、背負っている籠に入れて集めて歩きました。
商売の元手になる金がない貧しい人の仕事でした。


北京民間生活彩図:赶脚図(馬方の図)



馬方といっても、ここで追っているのは馬ではなく、驢馬です。
北京では、驢馬は庶民におなじみの交通手段でした。

馬方は驢馬と一緒に秋から春にかけて、北京の城門のあたりで郊外に出かける人の客待ちをしていました。
料金は10余里(5kmちょっと)で数百文だったそうです。

ちなみに馬方は近郊の田舎からやってきた人たちでした。
北京民間生活彩図:箍桶図(箍屋(たがや)の図)



箍は、箍がはずれる、箍がゆるむ.... という慣用句に使われる箍のことです。
箍とは、竹や葦などを輪に編んで、桶やたるの胴の板をしっかり締める役割を果たします。

箍屋は独特の売り声を発しながら、街中を流します。

水漏れしたり、底が抜けた桶やたらいがある家では、声をかけて直してもらいました。
工賃は結構安かったようです。
北京民間生活彩図:賣大碗茶図(お茶売りの図)



日本では茶碗... というと陶製の碗、ご飯茶碗のことを大雑把にさしますが、その茶碗は、これだ!と思うのが大碗茶を注ぐ碗です。だから「茶碗」。そう考えると納得です。

お茶の飲み方はいろいろありますが(茶館で飲んだり)、大碗茶は、屋台やら、流し売りで、茶碗一杯いくらで売っていました。茶の良し悪しは二の次、三の次。街を歩いたり、街で働く庶民の喉の渇きを癒してくれる一杯でした。

大碗茶というと思い出すのが、留学当初遊びに行った北京動物園の正門前。
道端で、簡単な台の上で、茶碗に入れたお茶を売っていました。
そしてびっくりしたのが、正方形片のガラス板... 茶碗の上にそれをかぶせて砂埃が入らないようにされていました.... (ちょっとした思い出... です)
今では、ペットボトル入りの飲料水がそれに変りました....
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