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燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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元宵節は「燈会」などともいいます。
英語ではLANTERN FESTIVAL(ランタン・フェスティバル))。
提灯と花火で華やかに、にぎやかな夜を過ごします。





北京など北方では、氷で作られた彫像が並びます。これは「氷燈」といいます。


かつては、鼓楼近くの氷燈が有名だったそうです。


『老北京・市井風情画』 から
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大晦日といったら、大童な様子が思い浮かびますが、
この絵も、その様子が描かれています。



トラの帽子をかぶっている子供や、団扇太鼓を打ち鳴らす子供、大人の邪魔になりながら?カラ独楽を回す子供が見ていてほほえましいです。
(って邪魔だろうなぁ... とは思いますが(^^ゞ)

あれやこれや気になるものは多いのですが、女中さんが奥様にわたそうとしている煙管の長さが気になります。
花魁煙管より長いのでは???

下男が天秤棒で担いでいるのは 前に酒壷、後はなんでしょうか... 気になるなぁ...
首都博物館収蔵品から
アパート1階の玄関にもお正月飾り(春聯)が貼られたし、
何かイベントがあったのか子供たちが大勢、の赤い紙に「福」の字を書いたものをが書かれた紙を持っているのを見かけました。
心なしか、道行く人がぶら下げているスーパーの袋も、赤い気がしました。
お正月飾りがたくさん入っていそうでした。

家の中をごそごそしてあれやこれやのなかから見つけた、に「福」の字はこちら。
おめでたいもの萬歳です。





福の字が逆さまではないの? 疑問にお答えすると。

「逆さの福(倒福)」=「到福」、「倒れる福」で「福が到る」なので、「逆さ福」を良く見かけます。逆さまがオリジナルかな?って思いますよね。
ですが、私が留学していた時代の北京では、外来品の感覚がありました。
北京の友達なども、「1980年代中旬以降に入ってきたものだよね」と頑固に使っているし、私自身もおなじみは「福」なので、これを使っています。
いろいろと調べてみると、やっぱりオリジナルは「福」、後世に言葉をかけて出てきたのが「逆さ福」なんですね。
我が家の子供たちは、北京で5年間過ごしましたが、中国系のお友達も海外育ちの人たちが多いせいでしょう、「逆さ福」が馴染んでいるようです。
「母さんは北京育ち!」と我が家は「福」だということを納得しているようです。
...って私、福島県生まれ育ちの日本人なんですが!!!
お正月を前にすると、縁起物に目が言ってしまいます。
そんななか見つけたのが「八仙消譴」というデザインのカード。
「八仙消譴」:八仙、暇つぶし... とでも言いましょうか...



八仙は、日本で言ったら七福神。
八仙が海を渡ったら、一人欠けて七福神になりました... というのは冗談です。

八仙が、麻雀を打っている図(4人が麻雀に興じていて、4人が観戦しています。)
麻雀に興じて、暇をつぶすのが八仙なんですね(笑


おめでたいデザインなので、春節を前にご紹介。

八仙については、こちらをご参照ください → 「八仙
復古調といいましょうか、「唐装」が大流行した頃に購入したミニカードです。
古代の衣装をデザインしたミニカード4種類が入っていました。





上 左:戦国、右:漢
下 左:唐 、右:宋

カードなどを入れた箱を整理していたら出てきたので、ご紹介(*^_^*)


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