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燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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雍正十二月行楽図軸:二月踏青

踏青は、春の日に郊外に出かけ散歩することですが、ここでは館の中から、そしてや野外で春を楽しむ姿が描かれています。
満開に咲き誇っているのは、この季節ですから、梅でしょう。
窗が大きく開け放たれかなり暖かくなってきたことが感じられます。
外では、ブランコ(鞦韆(秋千))を楽しむ姿もみかけます。

陽気に誘われ、屋外へ。
ようやく、長く厳しい冬が去りました。


詳しい絵は、故宮博物院のサイトでどうぞ
故宮博物院 『雍正十二月行楽図軸』
http://www.dpm.org.cn/shtml/117/@/5897.html
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雍正十二月行楽図軸:正月観灯

お正月の十五日、元宵節の様子が、描かれています。
元宵節には提灯を飾り、それを見て愉しむ習慣があります。
回廊にもずらっと提灯がぶら下げられているのがみえます。
門神の年画をはった扉の外では子供たちが爆竹を鳴らす姿も見られ、
中庭?では女性や子供たちが何かを愉しんでいます。
赤いやぐらは、「鞦韆(秋千)」、つまりブランコなのではと思うのですが...

お正月最後のイベント、元宵を愉しむにぎやかな声が聞こえてきそうです。


詳しい絵は、故宮博物院のサイトでどうぞ
故宮博物院 『雍正十二月行楽図軸』http://www.dpm.org.cn/shtml/117/@/5897.html
雍正十二月行楽図軸

『雍正十二月行楽図軸』は雍正帝の時代の宮廷生活の様子を描いたもので、
一月から十二月まで12本の掛け軸からなります。

雍正帝は、雍正三年(1725年)8月に、先帝である康熙帝から皇子時代に賜った庭園の増改築をおこない、頻繁に円明園を訪れ滞在、宮廷が移転してきたかのようだったそうです。

『雍正十二月行楽図軸』では、それぞれの季節の行事が描かれていますが、
その舞台が、円明園であるということが特徴の一つです。
故宮博物院の説明に、雍正帝時代の宮廷生活の様子を描いたと解説されていますが、
描かれている人物の衣装を見ると、明の時代あたりの服装では?と思うのですが....
そういう突っ込みはおいておいて....

今月から1年間、季節をおって紹介していきます。
こちらでは小さな絵での紹介になります。
興味のある方はぜひ故宮博物院のサイトの『雍正十二月行楽図軸』のコーナーから、
該当図を拡大してお楽しみください。


◇ 正月観灯  ◇ 二月踏青   ◇ 三月賞桃 
◇ 四月流觴  ◇ 五月競舟   ◇ 六月納涼
◇ 七月乞巧  ◇ 八月賞月   ◇ 九月賞菊 
◇ 十月画像  ◇ 十一月参禅 ◇ 臘月賞雪
雍正十二月行楽図軸 目次

◇ 『雍正十二月行楽図軸』について

◇ 正月観灯  
◇ 二月踏青
◇ 三月賞桃 
◇ 四月流觴  
◇ 五月競舟 
◇ 六月納涼 
◇ 七月乞巧 
◇ 八月賞月 
◇ 九月賞菊 
◇ 十月画像 
◇ 十一月参禅 
◇ 臘月賞雪

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