忍者ブログ
燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
 190 |  189 |  186 |  176 |  187 |  185 |  184 |  183 |  182 |  181 |  180 |
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「天地のお供え机」(燕京歳時記)

毎年大晦日には、長テーブルを庭に置き、百神図を祭る。
百神図とは、天地三界の八百万の神を描いた絵のことだ。
この百神図の前に果物の砂糖漬、リンゴ、干し果物、マントウ、精進料理、正月用の餅などを並べる。
これを全供という。供物の上には草で作った八仙人や造花の石榴、紙の銭などを串刺しにして飾る。
これを供物花という。
神迎えのときに百神図は焼いてしまうが、供物だけはその後も飾っておき、引き続き焼香などを行う。
これは提灯祭りまで続く。
これを天地のお供え机という。



訳注:
八仙人:日本の七福神に似た中国の神様たち。男性7人、女性1人。

百神図:原文では「百分」ですが、わかりやすく百神図と意訳しました。

マントウ:中国語で「饅頭」。日本の饅頭とはことなり、中華まんの餡の入っていないものといったもの。中国の北方の主食になっています。

提灯祭り:中国語では「灯節」。お正月の行事。

喜神:吉祥の神

PR
この記事にコメントする
Name
Title
Color
Mail
URL
Comment
Password   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人しか読むことができません)
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
Copyright ©  燕京雑考@ブログ版  All Rights Reserved.
*Material by Pearl Box  * Template by tsukika
忍者ブログ [PR]
Admin ♥ Write ♥ Res
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
カテゴリー
プロフィール
HN:
ぽんず
HP:
性別:
女性
ブログ内検索
カウンター
アクセスカウンター
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
バーコード
忍者アナライズ