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燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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『燕京歳時記』の各項目について、訳注の追加を行っています。
今回は六月に画像などの追加を行いました。
こちらからどうぞ! ◇ 六月



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中国の影絵人形芝居の人形が出てきました。
ロバの革で作られたものだそうです。

 
新年好!
あけましておめでとうございます。

戊戌年十一月新旧対照カレンダー



使っている絵は、
雍正帝・乾隆帝の時代の宮廷画家・陳枚の『月曼清游図冊』から
『十一月「圍炉博古」」』です。
今日(旧暦十月一日、11月8日)は「寒衣」、冬を前にしたお墓参りの日です。

はてさて、中国には「中国三大鬼節」があります。

1. 清明 (二十四節気)
2. 中元 (旧暦のおぼんと一緒)
3. 寒衣 (旧暦の十月一日)

大雑把にいうと、日本の 春秋彼岸とお盆にあたります。
「鬼節」: 鬼=霊魂、先祖の、御霊を祀る日です。
この日に、ご先祖参り=お墓参りをします。

その一つ「寒衣」です。


この日は「冬三月」(暦の上で冬の月の三月)の最初の日。
これから郊外に出向くのは厳しくなります。
なので冬を無事過ごしていただけるように、
冬のお衣装、冥途銭を墓前で焚くのでしょうね。
次にお墓参りするのは清明。半年以上過ぎてからです。

日本と比較すると...
 清明は、日本の春のお彼岸と変わりませんし、
 中元は、おぼんと変わりません。
 ちょっと違うのは「寒衣」でしょうか。
 



~>゜)~<蛇足>~~
 「焼包袱図」の画像は
 燕京雑考 目次>>北京民間生活彩図>>041:焼包袱図(包みを焼く図) から



~>゜)~<蛇足>~~
 香港在住の友人から、
 「こちらでは重陽が秋のお墓参り」
 と聞きました。
 詳しく調べたところ、北方の習慣だそうです。

~>゜)~<蛇足>~~
 10月31日に近いので、ハロウィン(萬聖日)と勘違いしないでください。
 全く別物です。
 
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