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燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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1930年代北京観光7日間、お勧めコース個人旅行編 出発

1935年出版の「北平旅行指南」という観光ガイドブックから、
上海から北平へ、1週間の観光旅行のお勧めコースをご紹介します。
(かなり脚色しています....)
まずは北平へでかけましょう。(当時は北京は北平といいました)

とりあえず日本から、気軽に船で出かけることができた上海を出発地としましょう。
(あのころは下駄履きででかけられたんだよ... とは知り合いのおじいちゃまのお言葉)

上海からは「平滬」特急を利用します。
「平滬」とは、「北平-上海」の略です。今では「京滬」になります。
「滬」は上海の別称で、簡体字だと滬は「沪」です。

午後4時発の302便で北平に向かいます。
この列車が北平につくのは3日目の午前10時24分です。

車中二泊ですから、食べ物は多めに持っていきましょう。
ちなみに車中でも食事はOK。卵チャーハン+スープで洋銀0.6元、洋食なら一食1.5元ほどです。
(どんな貨幣価値だったのかは、とりあえず後日)
季節を問わずお茶は必要です。喉を潤すばかりではなく、顔をぬぐったり口をすすいだりするのにも使えます。駅に停車したときに購入しましょう。

ながい旅が終わって....
いよいよ、北平到着です。終点は正陽門駅です。

列車を降りると、番号が入った服を着た旅館の客引きが出迎えてくれますので、
客引きが案内してくれる人力車で旅館へ。
(ややこしいことは、省略(^^ゞ)

旅館に入って、昼食をとって、一休み.... 午後の時間があります。
知り合いがいるのであれば会いにでかけましょう。
知り合いがいないのであれば風呂屋に出かけるもよし、青雲閣にでかけるのもよし。
そして夜には陝西巷恩成居や韓家潭などで一献傾けるもなおよし。

明日からはいよいよ、北京観光です。
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