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燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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「竈の神を祭る」(燕京歳時記)

二十三日は竈の神様のお祭りだ。昔は祭りに黄羊を使ったといい、現在でも宮中では用いられていると聞くが、一般にそう言った習慣はなくなった。
一般には南糖、関東糖、糖餅などという飴菓子と清水、草、豆を供える。
糖、つまり飴菓子は神を祭るために、神馬に供えられる。
祭りを執り行った後、竈の神の姿絵ははずされ、神が乗るための車や馬の絵や紙製のお金と一緒に焼かれる。
大晦日には新たに竈の神を迎え、祭りをする。
都では竈の神の祭りでは多くの爆竹が鳴らされ、俗に年越しの前祝と言われる。

『日下旧聞考』には
都では竈の神の祭りを古くからの風習通りに執り行っている。女性がこの祭りを執り行うことは禁じられている。この祭りの日は二十三日だが、北京在住の南方出身の人達は二十四日に行っている。このことは劉どうの『帝京景物略』の内容とおなじだ。

と書かれている。


---訳注---

中国では、男性は月を拝まず、女性はかまどを祭らず...と言う言葉があり、
竈の神様を祭る行事は、男性が執り行います
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