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燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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1930年代の北京案内を少しご紹介しましたが、
「故宮博物院」と「歴史博物館」について
説明不足だったとおもい、ちょっと解説を。

簡単に言いますと、当時、紫禁城の
政治を司った外朝部分が当時の歴史博物館、
後宮である内廷部分が故宮博物院でした。

歴史博物館には、官吏同様、紫禁城の南門である午門から入場するか、西華門からも入場見学することができたようです。
歴史博物館は民国元年1912年に始まったそうです。
文物の陳列を始めたのは民国七年(1918年)で、午門の建物の中に陳列室がありました。
その後、民国十五年(1926年)に紫禁城の朝廷部分が歴史博物館として公開されたそうです。


故宮博物院は、紫禁城の北門である神武門が入り口でした。
今でも、神武門には、「故宮博物院」という額がかかっています。そして故宮博物院の正門になります。
故宮博物院は、清朝が倒れた後もそこにすんでいた宣統帝が民国十三年(1924年)に紫禁城を出たあくる年から公開が始まりました。
昔は、4つの参観ルートがあり、日替わりで、公開されていたそうです。


今では、紫禁城全体が故宮博物院、歴史博物館は、天安門広場の東側の博物館のことです。

ご参考までに
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