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燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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北京民間生活彩図:吹糖人図(飴細工の図)



やわらかい飴に管(竹や麦)をさしこんで、息を吹き込みながら、動物や人形などを作ります。

出来上がった飴細工は、飾り用の木枠に、さして飾ります。(横木に飴の棒を差し込む穴が開いています)

ちいさな銅鑼を鳴らしながらやってきて、道端で実演販売します。
お客は、銅鑼の音に集まった子供たちです。

飴細工にはほかにべっこう飴細工がありますが、これは「糖画」といいます。
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北京民間生活彩図:賣江米人図(しんこ細工の図)



もち米の粉を蒸して作ったものに色付けしたものをねって、人物や動物や花などを作りながら売っています。 

出来上がった新小細工は飾り用の木枠に飾りますが、今飾ってあるのは花と傘をさす女性のようです。

お客は、巷の子供たちです。

同様なものに、飴細工売りがあります。 
北京民間生活彩図:踢球図(球蹴りの図)



球蹴り.... 石蹴りとか、ビー玉の遊びに類されるでしょうか。

遊び方はとても簡単。
二人で遊びます。
石を磨いで丸くした球を一人一つ使います。
二つの球を平らに舗装された場所に2mちょっとぐらい間を置いておきます。
交互にそれぞれ2回石を蹴って相手の石に自分の石をぶつけます。
自分の石を相手にぶつけたほうが勝ち、ぶつけられなかったほうが負け。
子供の遊びでもありましたが、大人は、お金を賭けて遊んだそうです。
北京民間生活彩図:打糖鑼図(飴売りの図)



小さな銅鑼を鳴らしながら、子供向けに飴玉や、豆、干し果物、それからちょっとした小さな玩具などを担いで売りにくるのが打糖鑼です。

この銅鑼の音は子供たちにとって胸が高鳴るものだったことでしょう。
小銭をねだり、胡同を走る子供の姿が目に浮かんできます。
北京民間生活彩図:漢官太太図(漢人役人の奥様の図)



官服を着てお出かけの漢人の奥様とお付の女性です。

「裙子」(スカートのようなもの)、髪型などで、漢人の女性とわかります。
きている官服のおなかの辺りの図柄は、文武官位によっていろいろな図案が刺繍されています。
この図ではちょっとわかりにくいのですが、首に「朝珠」という礼服に欠かせない首飾りをかけています。
手にはタバコをいれた巾着をもっています。

お付の女性はズボン姿なので、足が纏足であることがわかります。

拝賀に出かけるところでしょう...

官服の官位のデザインについてはこちらをどうぞ→「官服のデザイン
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