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燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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北京民間生活彩図:衝磨図(臼の目立て屋の図)



碾き臼を修理する目立て屋さんです。

同じ石を扱う仕事でも石細工と石工とは違う業界に属しているそうです。(と解説に)

穀物店で、碾き臼の動きが鈍くなると、修理を頼みます。とても精密なしごとです。

ちなみに、江戸時代にも目立て屋はありました。
石臼、石臼の修理にピンと来ない方... 愛知にある大島石材店さんがサイトで石臼とその修理について紹介されています。そちらをどうぞ!大島石材店さん→「石臼(碾き臼)
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北京民間生活彩図:賣豆腐脳図(おぼろ豆腐売りの図)



豆腐脳... とかくと、とてもおどろおどろしいのですが、おぼろ豆腐のことです。

売り子は、豆腐屋さんから買ってきた熱い豆乳を壷に入れ、それに石膏を加えておぼろ豆腐・豆腐脳を作ります。(日本のおぼろ豆腐は石膏ではなくにがりを入れますが...)
その壷と食器や調味料(醤油、ラー油、ごま油、酢など)を入れた桶を天秤棒で担いで売り歩きます。

豆腐脳は、北京ではおなじみの軽食で、油条というふわふわの揚げパンと一緒に朝食としても食べられます。


写真:互動百科 「自製家常豆腐脳」から

北京民間生活彩図:賣小鞋図(子供靴売りの図)



子供用の靴売りです。

靴?鞋?.... 日本語では靴にしましたが、中国語で靴は、「鞋」になります。そして中国語の「靴」は日本語では長靴、ブーツなどくるぶしを超える長さのものをいいます。

さて、靴売りの女性は、子供の靴を、大小取り揃えて近郊の田舎からやってきます。そして縁日などに店をだして商いをします。

縁日のついでに買い物が出来て安いのが特徴です。
北京民間生活彩図:瞧香図(お香占いの図)



家人の病が治らないとき、お香占いをしました。こういうことはもっぱら女性が行いました。

祠に入り、お線香に火をつけ、薬が良いのか、ご祈祷がよいのか... などを見ます。

そして、医者に見せるなり、寺院などにおまいりするなりして、平癒を待ちます。
つまり、本当の病なのか、何かの祟りによるものなのか.... それを占ったのでしょう。
北京民間生活彩図:雨水泡図(シャボン玉の図)



シャボン玉は、雨水に松脂など溶かして作った液体をお碗に入れて、竹で作った枠を液体に浸し、膜が張った枠を空中でまわして作りました。

お日様があたると、さまざまな色のシャボン玉ができてきれいですよね。
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