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燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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旧暦(中国で言う農暦)の八月十五日は、中秋節。
家族がそろって、丸い月を拝んで、過ごすお節句です。

そういえば、
仲秋の十五夜とか、中秋の名月とかいいますが、
なにがちがうのでしょうか。

ここで注意してほしいのは、仲秋と中秋です。

仲秋は、旧暦八月のことを言います。
旧暦では秋は、七月、八月、九月のこと。
七月、八月、九月を初秋(七月)、仲秋(八月)、晩秋(九月)といいます。

中秋はその秋の三ヶ月の真ん中を指します。
ということは...八月十五日がその日に当たり、
八月十五日を中秋といいます。

ここからは言葉遊びに近くなりますが....

中秋の十五夜... は、八月十五日の十五夜になってしまうので、こういう言い方はありません。
中秋を使うなら、「中秋の名月」になります。

仲秋の十五夜... は、八月の十五夜ということで、この言い方はOKです。
仲秋の名月という言い方は無きにしも非ずですが、”秋の名月”ということで、
十三夜、芋栗名月などすべてこの言い方でOKという言い方もできます。

なので、俗に言うお月見を言うなら
「仲秋の十五夜」、「中秋の名月」....
こういうことになると思います。

ご参考までに...
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