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燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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これが私の持っているものの中で、一番古いものかもしれません。(古銭だったら紀元前後の物を持っていますが)
銅鏡は鏡です(あたりまえですが)。でも長い間磨かれていなかったので光っていませんし、私の顔も映しません。
歴史の資料集になど載っている銅鏡の写真も光っているものはもちろんなくて、
銅鏡の鏡面はどうなっているのかずっと不思議に思っていました。

双魚銅鏡


あるとき、中国の唐だったか、宋だったかの伝奇集をよんでいて、
ある物語で、鏡を磨く商売をしている若者に出会いました。
そういう商売があって、頻繁に磨かなくてはいけないのだ... と納得。
それも結構まめに磨かなくてはいけないと知りました。
昔はそういう人に頼んで鏡は磨いてもらっていたようです。
しかし、現在そのような商売の人はいないので、私はこの鏡を文鎮として使っています。

金の時代の出土品の銅鏡を文鎮として使っているなんてちょっと罰当たりかもしれませんが、(くださった恩師が知ったら気を悪くなさるかも(-_-;))、ただの飾りより、今でも実用にしているほうが、ものに対しては失礼がないのではと思っているところです。

銅鏡:双魚銅鏡 金代(1115-1234)のもので出土品

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