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中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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ちょっとぼやけてはっきりしないのですが、写真は、子供達の新しい学校の校舎に飾ってある、昔の箱馬車です。新しい学校の下見に出かけたときに息子が撮ってきた写真です。

もちろん、これは私の持っている骨董品ではなく、私のであった骨董品です。


そうそう、ちょっと前に、区画整理で建物を取り壊したとき、近所でこの箱馬車が出てきたのよ。昔はこんな箱馬車に乗って出かけたらしいわね。


映画会社に売れば金になるんじゃない?って近所の人達皆で話したのよ。


そう言ったのは、いつも登場願うぽんず家のお手伝いさんの李華さん。


さて、この箱馬車ですが、いったいどう言うものでしょうか。



中国語で書くと「轎車」とかくのですが、「轎」とは籠のこと。馬に引かせたお籠というのが文字通りの意味です。箱馬車というよりも、馬に引かせた「牛車」というほうが日本人のイメージにあうかもしれません。というのはかつてはお役人たちの乗り物で、その車を見れば、どの官位の人が乗っているかがわかったといいます。


一般の人が箱馬車に乗れるようになったのは、それまでの階級社会が壊れた辛亥革命以后。つまり清朝がなくなってからのことでした。お金持ちの家では自家用があり、そして現在のタクシーのようなものもあったといいます。



この箱馬車は主に、遠出に使われました。近場では人力車が活躍していた時代です。地主が郊外の地所に小作料を取り立てに行くようなときになど、お金持ちの自家用箱馬車が用いられました。貸し出しの箱馬車は冠婚葬祭、嫁とりや、霊柩車としての用途が多かったようです。


この箱馬車、乗りやすいものではなかったようで、すぐに様式のものに取って代わられます。というのも車の中では座らねばならなかったからです。


実物がをご覧になりたい方。子供がインターナショナルスクールにいないとがっかりなさらないでください。北京のケンピンスキーホテルに飾ってあります。エレベーターを過ぎて、左側。中華料理のレストランの前に置かれていますので、ぜひご覧ください。



2001/12/25
改稿2011年07/11

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