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燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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宮殿の軒先に並ぶ神獣

城門や宮殿の軒先に、いろいろな動物がついているのに皆さんも気がついているでしょう。はたしてそれが何なのかなかなか見えないところだけに、判別するのは不可能ですが、ちょっとご紹介致しましょう。



仙人 仙人の乗り物の鶴にのった仙人。吉祥の印。
龍は動物の最高位にあるとされ、皇帝のシンボル。
聖人の世に出現する吉祥のオス鳥。ちなみにメスは凰という。(あわせて鳳凰)
獅子 山を鎮める王
海馬 海獣の一種。皇帝の支配力が天に及ぶことを示す動物。
天馬 ペガサスのような羽根のある馬。皇帝の支配力が海に及ぶことを示す動物。
サン猊 雲を呼び雨を降らせる海獣で、火災を消すことができる。
押魚 トラや豹を食べる怪獣。
カイチ 牛に似ているが、角が一本の想像上の動物。争い、議論のときに悪いほうを角でつくといわれている。
斗牛 鱗をまとい、牛の形をした消火、除厄の力を持った動物。
行什 サルに似ている。悪魔退治をする。尾で怪獣を捕らえるので最後尾、十番目いるのでこの名前がついた。

この神獣たちの下に顔を出しているのは
龍の六男のの「覇下(バシャ)
後ろに控えて、軒を支えているのは
龍の次男は「 螭吻(チウェン)」です。
(詳しくは、「龍の9匹の息子達(龍生九子)」をご参照ください

場所によっては、近くに見ることができます。
そういうスポットを見つけて、よく観察してみてください。

参考図書:アジア遊学No40
特集北京-変わりゆく古都 から
松木民雄氏の天安門広場の変遷
勉誠出版
画像:故宮博物院の2012年1月カレンダー壁紙
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