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燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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北京民間生活彩図:点蒿子灯図(ヨモギ提灯の図)



ヨモギ提灯は、七月十五日中元の夜に、ともされます。

イスなどに結わえつけられたヨモギに、紙で抹香を包んだものをたくさんつるして、それに火をつけます。その火の明かりが星のように見えるのを楽しみます。

男の子がもっているのは蓮の葉提灯。

蓮の葉っぱの真ん中に蝋燭を立てたもので子供たちがもって歩いたりします。

これらの提灯については、「燕京歳時記」にも記載があります。こちらをご参照ください。 → 「燕京歳時記 七月 『蓮の葉提灯、ヨモギ提灯、蓮花提灯』
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北京民間生活彩図:販騾馬図(馬喰(ばくろう)の図)



この騾馬専門の馬喰(ばくろう)は、よそから北京にやってきました。
店の中で、売買の交渉中です。

騾馬は、雌馬と雄驢馬の交雑種で、粗食で、力強いので輸送に広く使われていました。

買い手は、まず歯をみて、それから脚の速さを見ました。
また昔から
「遠から毛並みを見て、近くで蹄を見る。先に”ぱっ”と見て、後で”じっくり”見る。」
と言われていたようです。
北京民間生活彩図:架双枴図(松葉杖の図)



絵の男性は、病で両足が不自由になったそうです。(図の解説から)

松葉杖をわきの下に挟んで、不自由なく動けるようになりました。

このシリーズの中に入っているのが不思議な絵ですが、当時はかなりハイカラなものだったのでしょう...
北京民間生活彩図:吊炉焼餅図(焼きパン作りの図)



焼きパン(焼餅・シャオピン)を作っています。

鉄板の部分が作業台。そして吊り下げられた素焼きの炉の中でタネを焼きます。

タネは、熱くなった炉の内側にくっつけるようにして焼きます。
焼きパンには、仕上げに、白ゴマをまぶします。

北京民間生活彩図:揺車図(揺りかごの図)



都の子供のいる家ではこのような木製の揺りかごを設えました。原文では「木の車」と書いてあります。

赤ん坊が泣いたら、揺らす..。

図でも母親?乳母?も、お裁縫をしながら、揺りかごを揺らしています。
仕事をしながら赤ん坊をあやすのに、とても便利でした。
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