燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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毎年十月になると市場にはきからすうり、姫ダイダイなどが出てくる。きからすうりは、つるになるもので、形はまくわ瓜ににているが小ぶり、初冬に赤くなり、とてもやわらかく手ごろだ。姫ダイダイは小ナスすのようで、いろは赤珊瑚のようだ。丸く、色艶がよい。女子供が好むので姫ダイダイのながある。海棠の実は大きなものは6cmほど、青色で黄色ではない。南方のカリンに比べると香りが強烈だ。マルメロはかんきつ類のようだが実が硬い。カリンに似ているが毛が生えている。衣類に香りを移せば一ヶ月は香りがもつ。これらはこの季節の産物だ。
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