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燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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「潭柘寺(たんたくじ)」(燕京歳時記)

潭柘寺は渾河(フンフ)の近く、石景山(せっけいざん)の西、栗園荘の北の北京から40kmほどのところにある。毎年三月一日から半月の縁日があり焼香の煙が絶えない。寺は萬山の山中にあり、峰峯に囲まれている。泉水が流れているが、その流れは山門の前で地中に入る。「帝王樹」と呼ばれている銀杏の木は、高さ30数m、幹の太さは3mほど、樹齢1000年は超えている。そのほか木蓮、修竹、松、柏、菩提樹などの木もあるがみな樹齢数100という老木で、景勝を生み出している。かつては戒律も厳しく、酒をたしなむものは山門をくぐらなかったものだが、最近は酒を飲み、肉を食すものも訪れ、古の清らかさはなくなってしまった。寺には2匹の「大青」「小青」と呼ばれる霊蛇がいるというが、これは西山の秘魔崖に2匹のヘビの伝説があるが、同じ伝説なのかどうかはわからない。名前にもついている柘(やまぐわ)の木は、わずかしか残っていないが、元の妙厳公主が毎日拝んだといわれている「拝佛石(はいぶつせき)」と同じく古跡となっていて、寺を訪れた人たちはみなこれらを見物する。

 『日下舊聞考』によれば、潭柘寺は羅[日侯]嶺(らこうれい)の平原村にあり、北京市内から45kmほどのところにある。晋の時代には「嘉福寺」、唐の時代には「龍泉寺」という名前だった。北京では「先に潭柘ありて、後に北京あり」と俗に言われているが、北京の一番古い寺院である。康煕年間に「岫雲寺(しゅううんじ)」と名を改めた。

 寺のある場所は、もともと泉水の深み(潭)があった場所で、仏殿はその場所にある。唐の華厳法師が山中で説法をしたところ龍神が風雨を起こして淀みを平地にして、ここに寺院を建て寄進したという。現在深みはなくなり、泉の水が流れるのみである。柘の木は枯れてしまったが、その古木は屋根で覆われている。龍神は去り、今はその子がこの地にいるという。青い色で、長さは1.5m、太さは小鉢ぐらいあり、今尚時々現れるとのことである。

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