燕京雑考@ブログ版
中国・北京の歴史、風習を紹介。一日一つを目指します。
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「龍が頭を擡(もた)げる日」燕京歳時記)
二月二日、古来この日は「陰陽の気が中和する日(中和節)」と呼ばれてきた。今の人たちは「龍が頭を擡げる日」といっている。この日に食べる平たいパンは「龍のうろこパン」といい、麺は「龍のヒゲの麺」といわれる。この日は龍の目を傷つけないようにということで、針仕事はしないことになっている。
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訳注:
陰陽の気が中和する日(中和節):二月一日を中和節として祝うようになったの『帝京歳時紀勝(ていけいさいじきしょう)』によると唐の時代だという。この日朝廷では大宴会を催し、庶民に穀物などの種を与えたという。中和とは、陰陽相和すると言う意味。この日から陰と陽が逆転し、夏に向かう。
太陽のお菓子と中和節はもともと同じ日であったが、いつからか、中和節は龍が頭を擡げる日となってしまったようだ。
『帝京歳時紀勝』は清の中期の歳時記。藩栄陛(はんえいへい)著。
二月二日、古来この日は「陰陽の気が中和する日(中和節)」と呼ばれてきた。今の人たちは「龍が頭を擡げる日」といっている。この日に食べる平たいパンは「龍のうろこパン」といい、麺は「龍のヒゲの麺」といわれる。この日は龍の目を傷つけないようにということで、針仕事はしないことになっている。
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訳注:
陰陽の気が中和する日(中和節):二月一日を中和節として祝うようになったの『帝京歳時紀勝(ていけいさいじきしょう)』によると唐の時代だという。この日朝廷では大宴会を催し、庶民に穀物などの種を与えたという。中和とは、陰陽相和すると言う意味。この日から陰と陽が逆転し、夏に向かう。
太陽のお菓子と中和節はもともと同じ日であったが、いつからか、中和節は龍が頭を擡げる日となってしまったようだ。
『帝京歳時紀勝』は清の中期の歳時記。藩栄陛(はんえいへい)著。
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